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日本一の協力工場へ

今後、あらゆる業界で自社の中心業務以外を外部委託する、アウトソーシングが進むことが予想されます。人件費の安い海外に進出する企業もあるでしょう。しかし、納期や物流コストを考慮すれば、海外より身近にあるほうがいい。私は日本中の企業に、当社を出先営業所、出先工場として活用していただきたいのです。

そのためには、「海外よりもモリタに発注したほうがメリットがある」と思っていただけるような優位性をもつ必要があります。海外の低コストに勝つものはなにか。それは、海外にはない対応力、品質力だと思うのです。

ある部品を100秒でつくってほしいと依頼されたとします。賃金の安い中国なら150秒かかっても構わない。当社は50秒を目指します。

一工程ごと徹底的な見直しによる工数の削減で、それを実現させます。具体例には、「生産性向上活動」「不良低減活動」「品質勉強会」などを立ち上げ、従業員全員で取り組んでいます。下請企業が勝つための努力とは、こうした小さな工夫、しかし必死で絞った知恵を結集した工夫の積み重ねしかないと思うのです。

下請けであるということは、信頼して仕事を任せていただいているということです。下請けを馬鹿にしてはいけない。「モリタに頼めば大丈夫」「モリタにしかできない」という風に、当社に信頼を寄せていただけることが、私はうれしいのです。

株式会社モリタ 代表取締役会長 森田 邦宏
(宮崎太陽銀行発行 宮崎の元気企業見聞録より抜粋)

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